前回お勧めラジオ講座で、NHKのラジオ講座「英会話タイムトライアル」をご紹介しました。
その他にも初心者向けに小学生の基礎英語から数種類あります。私も中学生のころ基礎英語1から聞き始めました。現在の放送は当時に比べネイティブ講師の話すスピードも内容も難しくなったなあという印象を受けます。
ただし、個人的な感覚ですが、これらいずれを聞いているだけでは、恐らく英語を話せるようにはならないだろうということです。というのは、自分で考えて話すという時間が設けられていないからです。もちろんリスニングや文法などは上達すると思いますのでもちろん聴取する意義はありますが、一方 「英会話タイムトライアル」はリスナー参加型となっていますので、瞬時に自分で考え言葉を発しなくてはなりません。たいへん実践的で、正にこれは英会話の筋肉を鍛えるプログラムです。番組ではこれを瞬間に発話する力と書いて瞬発力と呼んでいます。これを毎日聞いて発話していますと自然とフレーズが身につきますので、オンライン英会話でかなり役立ちました。 できれば何度も繰り返し聞くのをお勧めいたします。
カテゴリー: 英会話「これでスッキリ!」
お勧めラジオ講座(1)
新年になってラジオ講座を始められた方も多くいらっしゃると思いますが、個人的に英会話にオススメなラジオ講座は、NHKラジオの【英会話タイムトライアル】です。
初心者向けと言えると思いますが、よいと思っているところは、この3つ。
・番組が10分と短い。(短いので聞くのが苦になりません)
・テキストがいらない。(市販テキストはありますが…)
・英会話レッスンに即、使える。
一般的にラジオ講座はインプットが多くなりがちですが、このプログラムはアウトプットがメインで、非常に実践的だと思います。毎回、簡単で便利なフレーズが出てきますので、できれば録音しておいて何度も繰り返し聞くのがおすすめです。私は録音しておいて通勤の車の中でよく聞いてます。英会話のレッスン中にもこちらで覚えたフレーズをいただきっ!とばかりによく使わせてもらっています。
また、内容も簡単なので、テキストをわざわざ購入するまでもないと思います^^; お陰でラジオ講座1週間坊主の私が長く続いております。
今回はラジオ講座の紹介でした。
“could”の使い方について
今回は、”could”の使い方になります。
例えば、「駅へ走って、電車に間に合った。」という場合どちらが正しいでしょうか?
I ran to the station and I could catch the train.
I ran to the station and I was able to catch the train.
どちらも正しく思われますよね。
実は正しい使い方は、”be able to“の方です。
×I ran to the station and I could catch the train.
○I ran to the station and I was able to catch the train.
“could”は“一度だけできた”という時には使えないのです。
では、どのような時に”could”が使えるのでしょうか。
【過去に持っていた能力】を表す場合
・I could ride an unicycle when I was a child.
(子供の頃は、一輪車に乗れたのに)
・I could eat more when I was young.
(若いころはもっと食べられたのに)
他にも、【感覚を表す動詞】と使う場合
“see/hear/feel/taste/understand/believe” などと一緒に使う場合には “could” を使う方が自然です。
・We could see beautiful sea from the window.
(窓からきれいな海が見えた)
逆に否定文には、どのような時でも“couldn’t”が使えます。
むしろ”be able to”より”couidn’t”の方が一般的です。
・I couldn’t answer the question.
(その質問に答えられなかった)
・I could’t pass the entrance exam.
(入学試験に受からなかった)
ちょっとややこしいですが、とりあえず一回きりの「〜できた」という過去の行為に “could” は使わない、というのだけ覚えておけばOKです。
“will”と”be going to”の違い
これまで ”will”と”be going to” を同じ意味として理解されていた方も多いと思いますが、実は大きな違いがあります。
一番決定的な違いは、
今、その瞬間決めたのか・・・・・・・・・・・will
予め決まっていたのか(計画されていた)・・・be going to
ということになります。
【例文】will 今決めた
・I’ll take this one. the cashier is over there.(これにします。レジはあちらです。)
・Dinner is ready. I’ll come soon.(ごはんできたわよ。すぐ行きまーす。)
【例文】be going to 計画されていた
・I’m going to USJ next month. (来月、USJに行く予定です。)
・I’m going to work next year. (来年から働く予定です。)
他にも、例えばwillには「強い意思や決心した時」に使う等、それぞれニュアンスの違いはありますが、一度に説明するとややこしくなるのでまたの機会にしましょう。
「借りる」と「貸す」について
今回は「借りる、貸す」についてです。
よく使われるのが、lend, rent, borrow の3つですが混同しやすいので整理しておきましょう。
大きく分けるとそれが【有料】か【無料】かで分けられます。
【無料】で貸す、借りるの場合
lend(無料で)貸す
・I lent him my bike.
(私は彼に自転車を貸した。)
・She lent her hat to her friend.
(彼女は友達に帽子を貸してあげた。)
borrow(無料で)借りる
・I borrowed this book from the library.
(この本は図書館で借りました。)
・Can I borrow your pen?
(ペンを貸していただけますか?)
※お金を借りたり貸したりする場合は利子が発生する場合がありますが、例外的にborrowやlendを使います。
・I borrowed the money from the bank.
(銀行からお金を借りました。)
・She lent me some money.
(彼女は私にお金を貸してくれました。)
つづいて【有料】で貸す、借りるの場合
rent(有料で)貸す、借りる
rentは一語で貸す、借りるの両方の意味があります。
・I’m going to rent a car in Hawaii.
(ハワイではレンタカーを借りるつもりです。)
・My father rent some apartments for student.
(父は学生アパートを貸している。)
最後に動詞の変化を見ておきましょう。
・lendーlentーlent
・borrowーborrowedーborrowed
・rentーrentedーrented(←間違えやすいですね)
【家に帰る】の使い分け
今回は家(home)にまつわるテーマです。
日常生活でもよく使う言葉の中に、『帰宅』に関する表現があると思います。「ちょうど今帰ってきたところだよ。」とか「これから家に帰るところなの。」など日本語ではあまり違いがないようですが、英語では使い分けが必要です。例えば、今、会社などの出先にいるのか、家にいるのかによって言い方が変わってきます。
■go (back) home これから(移動する先が)家の場合。
・そろそろ家にかえりましょう。
Let’s go home now.
・お先に失礼します。
I’ll go home first.
■come home “話し手”が家にいる状態で帰宅について話す場合や、出先から電話やメールなどで家にいる家族に帰宅を伝える場合。
・あなた、昨日はいつ帰ってきたの?
What time did you come home yesterday?
・(家族に向かって)7時ごろ帰るよ。
I’m coming home around 7.
■get home 家に「到着すること」に焦点がある言葉です。
・今、ちょうど家に着いたところです。
I just got home now.
・昨日は8時ごろ帰宅しました。
I got home around 8 yesterday.
※注意! home は「副詞」なので、I’ll go to home. とは言えません。名詞として使う場合は、I’ll go to my home. とします。
care about, take care of, care forについて
今回は care につてのおさらいです。
careは後ろにabout,of,forなどが付いてややこしいので、整理しました。
■care 気にしない
・気にしてないよ、気にならないよ。
I don’t care.
■care about ~を気にする、~を気にかける。
・誰に何を言われようと平気だよ。
I don’t care (about ) what anybody says.
・彼はいつも年老いた両親のことを気にかけています。
He always care about his old parents.
■take care of ~の面倒を見る、~を処理する。
・僕が犬の面倒を見るよ。
I’ll take care of the dog.
・(あなたは)今すぐクレームの処理をしなければなりません。
You must take care of the complaint right now.
■care for ~の世話をする(take care of と同じ意味)
・誰が子供の面倒を見るんだい?
Who will care for the children?
alreadyとyetの使い方
英語の文法書やネットで検索してみると違いについては色々な解説がありましたが、初心者には少し難しい使い方もありますので、今回は基本的な用法だけまとめておきます。
主に完了形の時に使います。
■already 【肯定文】に使う。……もう、既に。
・私はその本をもう読みました。
I have already read the book.
■yet 【疑問文】【否定文】に使う。……もう、まだ。
・私はまだ宿題をやっていません。
I haven’t finished my homework yet.
・あなたはもう宿題を終えましたか?
Have you finished your homework yet?
Think と Guess
両方とも、『~と思う』 という動詞ですが、日本人はあまり『guess』を使わないのではないでしょうか?私の個人的な印象ですが…。
私は今まで、『~と思う』 という時は、ほぼ100%『I think~』を使ってきました。
海外ドラマや映画ではよく耳にしますが、自分からは『I guess~』 なんて使ったことがありませんでした。理由は、ニュアンスがイマイチわからないからというのと、guess=ゲス(下衆)というような言葉の響きからなにか悪い言葉っぽくて使うのをためらってきました。
しかし良い機会なので調べてみました。
要は、確信度の違いでした。
1.think は(かなり確信を持って)思う。
・I think he is right. (彼が正しいと思います。)
・I think so. (そう思います。)
2.guessは(これっと言った確証はない)推測する。
・I guess he is right. (彼、正しいかも?)
・I guess so. (そうかもね。)
他にも、『suppose』 という関連語もありますが、今日はこれだけ。
ようし、これから使ってみよう!
ちょっと英語の表現に幅が出るかも?
~ing、~ed 続き
昨日、「boring」と「bored」の違いを説明しましたが、ほかにも似たようなものがあります。
embarrassing⇔embarrassed
・That was a embarrassing experience.(あれは恥ずかしい経験だった。)
・I‘m so embarrassed.(私はすごく恥ずかしい。)
interesting⇔interested
・His opinion is very interesting.(彼の意見は非常に興味深い。)
・I‘m interested in ancient civilization.(私は古代文明に興味がある。)
surprising⇔surprised
・This is surprising news .(これはびっくりする知らせだ。)
・I was surprised at the news.(私はその知らせに驚いた。)
それぞれ色々なパターンがあると思いますが、一度には覚えられないので、とりあえず
主語が物の時は「~ing」 (人の場合もあります)
「自分が◯◯だ。」という状態を言いたい場合は、「~ed」
と覚えるようにしましょう!たぶん何度も使っていれば、体で覚えるようになると思います。(自分に言っている ^^;)